今週は深く考えた感想が寄せられています。
…………
ねこ派さん
千葉麗子が再登場。見ると、お腹がふっくら大きくなっていて、曰く、妊娠6か月、とのこと。
千葉麗子が、男の子を生みたいがため、夫との妊活を開始すると宣言したのは、第3回の章、即ち、週刊SPA!2023年1月24日・31日合併号掲載の章で、その次の章から千葉麗子が漫画から消え、代りに、隙田水脈が登場。で、千葉麗子が再登場の今回、第22回の章は、7月下旬なので、それから、ほぼ、ちょうど6か月なのです。
漫画の中の月日の経過と、実際の月日の経過が、ほぼ、ぴったり合っている。
それゆえにか、私には、千葉麗子が怒りをあらわに振り返って語る、ようやく妊娠6か月に至ったこれまでのことが、とてもリアルに感じられます。
千葉麗子さん、本当に、大変でしたね。
また千葉麗子さんが涙ながらに、生まれてくる子供が、男でも女でもどっちでもいい、と悟ったのは、自然なことです。
しかし、男野系子ら男系3人衆と千葉麗子は、6カ月間、連絡を取り合っていなかったのでしょうか?
漫画では、今回の章に千葉麗子が再登場して、男野系子ら3人が、初めて、千葉麗子が妊娠していることを知ったようなのです。
してみると千葉麗子は、ひとり、体が悲鳴を上げても妊活(不妊治療)に励み、また夫の無理解に苦しんでいた、ということなのか?
男野系子らは、そろって専業主婦で、空いている時間、公園やカフェに集まって会話を交わす、親密な仲のように見えましたが、実際は、おのおの、孤独を抱えているようです。
その孤独の背景には、恐らく、男尊女卑がある。
次回も楽しみです。
殉教@中立派さん
今号は、表紙のリーダーズ、表紙裏の愛子天皇論チラシ、久々の倉山暴走コラム(後日、皆で論破しましょう)、タイトルが愛子天皇論に変更と、盛りだくさんです。
参政党と違い、「側室復活」を正面からは唱えたくない連中の決め台詞「現代医療があればOK!」。麗子の実体験ベース(情)に、現実を見据えた解説(理)が加わり、説得力のある作品になっています。
「無自覚の差別者」だった麗子。同様の差別意識を持っていた尾崎治夫似の医者、施光恒似の夫に虐げられ、自身の考えを改めました。頑なな男系派の中にも、変化のきっかけがあれば、変われる人もいる。変化しつつある葱美もそうですが、敵さんの中の「良心」を引き出す展開の方が、やはり希望も持てます。
科学(医療)とは、現段階における「仮説」であり、「未完成」なものも含まれるので、過信は禁物です。右派は「最新医学が側室の代わりだ!」、左派は「最新型のお注射なのだから、当然効くはずだ!」、大衆は「この薬は効きそうだ。地球上のこの薬のうち、50%を日本人だけで独占しているが、構わず飲もう」。コロナ騒動で出てきた問いである「医療とは何か?薬の役割とは何か?」を、改めて突き付けられた気分です。
最近はギャグ展開が少ないですが、(連載にありがちな)中だるみとも無縁で、作品の充実度はアップしています。最終ページギャグ「ヤバン・ドンカン・タリバン」は語呂も良く、直系数え唄と併せて「声に出して読みたい漫画」になるでしょう。
最終コマの系子は、最早「伝統だ!」で誤魔化す事すら出来ず、複雑な表情です。仲間たちの変化が、彼女に何をもたらすのか。後編は、多分あの人(凍結保存だー!)が出るかも・・と予想してみます。
あまつちさん
愛子天皇論の4章で妊活に励み出した千葉麗子さん(個人的にはツボでした)が妊婦になって帰ってきたと思えばどうも様子がおかしい。
どうした事だろうと思えば、いざ妊婦になって当事者意識に目覚めた様です。不妊治療がここまで過酷な事とは知りませんでしたが、子孫を残す行為が簡単な訳がないですよね、鮭なら死んじゃうんですから。
そう分かっている筈なんですよ。ただ頭の中でしか分かっていない。出産のみならず当事者もしくは身内に当事者がいないと本当の意味で
分からない事も多いです。
私事ですが脚を痛めて松葉杖のお世話になった事がありました。その時初めて自転車の不法駐輪がどれだけ障がいを持つ人を妨げているか実感として分かったのです。
男性はどれだけ頑張っても赤ちゃんを産めません(シュワルツェネッガーは映画の中で出産しましたが)、本当の意味で大変さを実感できません。出来ることとすれば察して思いやる事位です。
そしてそれは皇室の方々のことも同じなんだ。いや、身近に同じ立場の人がいない分もっと察して慮る事が困難なんだ。
皇室の事を語るにあたり、大上段に語るのはではなく、敢えて妊娠という比較的我々に身近な出来事から皇室の事を語る、実に見事な語り方でした。
そして4章でツボに入って笑ってしまった千葉麗子さんごめんなさい。
ダグドラえもんさん
よもやよもや(by煉獄さん)の帰ってきた千葉麗子…しかも妊娠6ヶ月‼︎
…と、ソレだけでも驚きなのに、不妊治療と男系固執な医者と理解の無い旦那様…と当事者意識に目覚めたお陰で、男尊女卑&男系派からの反旗を翻す姿に、マジでカッコ良過ぎて痺れましたよ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆実在モデルの方の千葉麗子も、コレ位男尊女卑&男系派の悪夢から目覚めりゃエエですけどね〜\(^o^)/。
そして、そんな千葉麗子からの男尊女卑は嫌いか?の問い掛けに、ソッコーで嫌いと答える暗玉葱美と表情からして迷いに迷う男野系子の対比もめっちゃ面白かったッス(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾‼︎
コレは、またまた次回が楽しみになって来ましたよ(*≧∀≦*)Vv
くぁんさん
「愛子さま祭り」で、矢部万紀子さんの本を買ったらついてきた岡潔の「情と日本人」という小冊子が、ことのほか面白かったので、そこから引用しつつ、「愛子天皇論」の感想をば。
フェスの興奮も冷めやらぬまま、第22回「愛子天皇論」拝読致しました♪なんと、千葉麗子がとても重要な役回りで戻って来ました!この変貌ぶりには水脈もタジタジ!なんとなく水脈の弱点もわかったような…♪
今回の内容を読めば、「現代医学」とやらが、側室の代わりなどにはとてもなり得ない事がわかるし、「デリカシー・ゼロのヤバン・ドンカン・タリバンな男尊女卑」野郎共にかしずいてまで名誉男性になる事のバカらしさを女性が気付き、反逆の狼煙を上げるきっかけにもなると思う。
そこで最後にこの「男尊女卑」が好きなのか?どうか?の大命題を突きつけられた系子に一言。
『言葉ではいえない。教えられたものでもない。しかし、わかっている。これがわかるということだ。系子よ、「情」を優先せよ!その後に続くのが「知」であり、「意」なのだ。「情」のみがこれが道徳か、これが不道徳かを見分けることができるのだぞ!情で決断せよ、系子!』(岡潔の言葉を引用)。